廃校になった小学校の活用をはじめとした、地域活性化のワークショップにブチファームとして再び参加してきました。
以前に行われたワークショップの記事↓
計画は去年の春からスタートしており、今回は地域として結論を出すための最後の報告会。
地域住民の声もふまえた上での案が、広島大学&中国財務局チームより3つ発表されました。
トータルして感じたのは、
あくまでも「“外から見ると”こんなものがあれば地域が盛り上がるのではないかと思う」という提案だったかな
ということです。
地域住民としては実現させることを本気で考えているので、「その運営は誰がやるのか」という視点で提案を聞いています。
そもそも人が減ってきて地域が衰退しているのですから、そこを重視するのは当然です。
しかし、その疑問を解消してくれるようなものは少なかったです。
もちろん「人手を探すときはこういうところをあたってみれば」という提案はありましたが、やはり具体性がない。
地域外の方々にそこまで求めることに無理があるのかもしれませんが、そのギャップを埋めない限り
「いろいろ考えてもらったけど、やれる人がいないから無理だよね。」
で終わってしまう可能性が高いんです。
悲しいですが、それが過疎地域なのです。
それではお互いにもったいないですよね。
唯一、1チームだけ具体的に「ブチファームさんが」と名前を挙げて、活性化案を発表してくださったところがありました。
これは本当にありがたいし、「どう地域を盛り上げるか」に考えを巡らせたい気持ちを抑えて、「実現できるのかどうか」というところまで親身になって考えてくださったのだと関心しました。
(なんと当ブログの前回の記事を読んで参考にしてくださったそうです。)
そうやって名指しをしていただければ我々も「お、じゃあやりましょうか!」という気持ちになってきます。
はじめに行動を起こす人が明確かどうかで、その後の勢いはかなり変わってくるでしょう。
あとはその人に周りを巻き込む力があるかどうかの問題だけです。
地域活性化はいまや全国で話し合われる問題です。
今回のワークショップがどのような結果を導くのかはまだわかりませんが、せっかく若者だけで集まったブチファームですので、できることがあれば喜んで協力する所存です。
この小学校活用が成功し、もし他の地域でも経験が活かされることがあれば、今回感じた外と内のギャップを意識して取り組みたいと感じました。
今年は地域貢献もブチファームの重要なテーマとなりそうです。
注:本業は農業です。落花生の種を調達し、着々と準備を進めておりますのでお楽しみに。